日本は災害が多い国で、日々の備えが必要になってきます。避難場所がどこにあるかを確認している方も多いのではないでしょうか?
車も災害から身を守る場所になることは知っていますか?実は車は高い防災機能を備えています。
しかし車のスペースは限りがあります。
車に必要最低限の防災道具をいれると、高い防災効果を発揮します。
なぜ車なのでしょうか?車には以下の利点があります。
- アイドリング時の燃費の良さ
- シートを倒すことができる
最近の車で、アイドリング状態にしておくと、冷暖房やラジオなどで長時間の電力を得ることが必要です。
ハイブリッド車であれば、冷暖房やラジオを使うのに、使い勝手がいいということが挙げられます。
次にシートを倒せる利点です。シートを倒して、横になることでエコノミー症候群を防ぐことが可能です。
エコノミー症候群とは長時間座り続けることによって生じる血行不良、血栓を発生させ肺などに影響を与える症状となります。
車のシートを倒して横になることで、血行不良を防ぐことが可能です。
次は防災の備えとして車に積んでおきたいものを見ていきたいと思います。
1.手回し式充電器
安否確認や誰かと連絡をとるためにスマホや携帯電話が必要です。
スマホや携帯電話は充電がなくなってしまうと使えないので、簡単に給電できる手回し式充電器を用意しましょう。
メリットは簡単に電気を起こして充電が可能です。
それ以外の方法だと、車内のシガーライター電源からも充電ができます。
2.エマージェンシーキットを用意する
救助がくるまでに最低でも3日とされ、災害にあった時にはそれまで持ちこたえなければなりません。
車は自宅と違って収納スペースが限られますが、エマージェンシーキットを入れておくことで3日を乗り切る可能性を高められます。
エマージェンシーキットとは、防災のために必要なもの一通り揃ったセットのものです。
キットの中身は絆創膏、ガーゼ、軽量の防寒用アルミシートなどが入っています。
まとめ
- 燃費のいい車だと、アイドリング時に冷暖房を付けて過ごすことが可能です。
- 車はうまく使えば高い防災機能があり、席を倒すことでエコノミー症候群を防げます。
- 手回し発電機を使うことで、スマホや携帯電話の充電が可能になります。
- エマージェンシーキットを使うことで救助がくるまでの3日間を耐えられる可能性が高まります。