マット付きの額縁を使用したいと思っても、セットの仕方がわからなくて悩んでいませんか?額縁を初めて使用する人は、何から始めたらいいのか分からないですよね。
今回は上記のお悩みを解決できるために、マット付きとマット無しに分けて、額縁に作品をセットする方法を分かりやすくまとめました。本記事を参考にして、額縁にお気に入りの作品を綺麗に飾りましょう。
マット付きの額縁に作品をセットする方法
マット付きの額縁に作品をセットする方法として、マットの裏側をテープで止める必要があります。また、作品にテープの跡を付着させたくない場合、四隅にポケットを作成して固定するのがおすすめです。
マットの裏側をテープで留める
マットの裏側をテープで止めるのが基本です。最初に、マットの裏板を外して額装マットを取り外します。作品とマットを調整し位置が決まったら、マットと作品を一緒に反転します。
次に、作品の上部二箇所をテープで止めます。テープは仮止め程度で構いません。そして、テープの貼りすぎは注意しましょう。理由は、用紙はある程度収縮するため、ゆとりを持たせるために余白が必要だからです。貼り付けの際に使用するテープは、専用のテープやメンディングテープなどを使用します。セロテープは密着した糊が浮き上がる場合があるため、使用するのはおすすめしません。
マットをひっくり返す時にずれる場合の対処法
額縁に入れる作品が大きい場合は、ひっくり返す際にずれてしまう原因となります。上記の対処法は、あらかじめ作品にテープを貼っておき、裏返す工程を省くのが有効です。手探りの感覚で仮止めとしてテープを留めた後でひっくり返し、しっかりとテープを貼り付けます。
作品にテープを貼りたくない場合
作品にテープを貼りたくない人は、四隅にポケットを作って固定するのが良い方法です。上記のデメリットとして、通常のテープを貼る場合より固定力が弱くなり、作品がずれやすい点が挙げられます。具体的な作成方法として、茶封筒を三角の形にカットし、テープで作品の四隅に取り付けます。テープの跡や汚れが気になる人はおすすめです。
マット無しの額縁に作品をセットする方法
マット無しの額縁に作品を入れる場合は、作品をそのまま入れるだけです。作品と額縁のサイズがピッタリなサイズなら、作品は自然と固定されています。また、作品のサイズがセットしたい額縁よりコンパクトな場合は、作品をテープで固定します。具体的には、作品の裏にテープを貼り、表面カバーと密着させるのが簡単な方法です。
まとめ
今回はマット付きやマット無しの作品を額縁にセットする方法について、具体的に解説しました。ただ作品を飾るだけではなく、飾る際のポイントについて知るとスムーズに作業を進められます。本記事で紹介したポイントを意識して、額縁にお気に入りの作品を綺麗にセットしましょう。