最近都市部でも、ライフスタイルの見直しからレンタル農園や家庭菜園などで野菜作りを趣味とする人々の姿があるようです。また農村の高齢化や若手不足などから、若者たちの新たなる就職先の方向性として農業を志す人々の姿がそこにあるようです。
農業を就職先として考える人々にとっては、これまでに事例の少ない過程の中で、新しい道のりを開拓して行かなくてはならないことに不安を抱く方も多いようです。殺伐とした都市部においてPCと向かい合う内勤の日々に働く意欲を感じなくなった若者たちにとっては、農業という就職先の選択枠も職業選択の多様化とも言えるのかもしれません。
さらには地方の農業が抱える問題は、人手不足や過疎化によるものが大きいと言われております。若い年代層の人々が農業を職業とすることによって、高齢化し過疎化した農村に新たな息吹が芽生えるともに地域の人々との繋がりやコミュニケーションが生まれ地方の活性化などにもつながるのではないかと考えられているようです。
これからの新世代の人々にとって、農業が新しい働き場所としての選択枠に加わることは、新しい日本の歴史とともに、今後の歴史を力強く開拓していくのではないでしょうか。
最近では、子どもたちの情操教育などとして「食育」などが注目されることもあり。農業や食物を作ること自体に関心を持つ人々が増えていくことが、明るい日本の未来にもつながるのではないかと考えております。