幹事になったときにまず確認すべきこと
店探しを始める前に、必ず整理しておきたいことがあります。ここがあいまいなままだと、その後の判断がすべてぶれてしまいます。ここでは、最低限確認すべきことを紹介します。
人数を決める
まずは参加人数を確定します。人数によって、個室が必要か、テーブル配置で足りるかなど、選べる店のタイプが大きく変わります。
目安としては以下のイメージです。
- 少人数:〜6名
- 中人数:7〜15名
- 大人数:16名以上
個室が必要か、テーブル配置で足りるかなど、人数が見えれば自然と条件も整理されます。多少前後しても構いませんが、どのゾーンかだけは明確にしておきましょう。
予算を決める
次に、1人あたりの予算を決めます。忘年会では「飲み放題込みでいくらか」が基準になることがほとんどです。大まかな目安としては、以下のようなものがあります。
- 4,000円前後:カジュアル・量重視
- 5,000円前後:一般的な会社の忘年会
- 6,000円以上:落ち着いた雰囲気・接待寄り
予算が決まると、店のグレードや料理の内容やボリューム、飲み放題の有無や質といった条件も見えてきます。
エリアを決める
最後に、開催エリアを決めます。東京ではアクセスの良さが満足度に直結します。
- 複数路線が使える駅
- 仕事終わりに集まりやすい場所
- 二次会に移動しやすいエリア
こうした観点で、全員にとって無理のない場所を優先するのが無難です。
東京の忘年会は「条件を決めてから店を探す」と失敗しにくい
東京は飲食店の数が非常に多く、選択肢が豊富です。一見メリットに思えますが、忘年会の店選びにおいては迷いの原因になります。
条件を決めないまま検索すると、以下のような状態に陥りやすくなるのも事実です。
- 評価は高いが忘年会向きではない
- 写真は良いが実際は騒がしすぎる
- 条件を比較できず決めきれない
これは、店が悪いのではなく、「何を満たせば成功なのか」が決まっていない状態で店選びをしていることが原因です。幹事が店選びを外さないために重要なのは「良さそうな店を探すこと」ではなく、「条件を先に決めてから探すこと」です。条件が決まっていれば、選択肢は自然と絞られ、判断もしやすくなります。
忘年会で失敗しやすいのは条件があいまいなとき
忘年会の店選びで起きる失敗の多くは、「店が悪かった」よりも条件が整理されていなかったことに原因があります。条件があいまいだと、以下のような問題が起こりやすくなります。
・「なぜこの店にしたのか」を説明できなくなる
「雰囲気が良さそう」「口コミの評価が高かった」といった感覚的な理由だけで選ぶと、人数・予算・立地といった観点で本当に合っていたのかを自分でも判断できなくなります。
その結果、次のような状態に陥りやすくなります。
- 予約後に「本当にここでよかったのか」と不安になる
- 別の候補店を見つけるたびに迷ってしまう
・店同士を比較できず、決断が遅れる
人数や予算、エリアが固まっていないと、「A店とB店のどちらが良いか」を比べる基準がありません。そのため、このような悪循環が起こります。
- 候補がいつまでも絞れない
- 何店舗も調べ続けてしまう
- 決断が後回しになり、予約が取りにくくなる
店を外さないために確認しておきたい基本ポイント
人数・予算・エリアが決まったら、次は店の中身を確認します。ここでは、店を外さないための最低限のポイントを紹介します。
- 席:個室・半個室か、会話がしやすい配置か
- 騒がしさ:年齢層や利用シーンが合っているか
- 料理:量は十分か、提供が遅くなりすぎないか
- 飲み放題:時間・内容・ラストオーダーのタイミング
- 会計:支払い方法、領収書対応がスムーズか
これらは「良い店かどうか」ではなく、「忘年会として問題なく成立するかどうか」を見るためのポイントです。こうした視点をあらかじめ持っておくと、当日幹事が困らず、参加者も不満を感じにくくなります。
よくある失敗パターン
忘年会でよく聞く失敗には、共通点があります。
- 条件を詰め込みすぎて決めきれない
- 自分の好みで店を選んでしまう
- 予約条件を確認せず、当日トラブルになる
どれも、「条件整理」と「優先順位」ができていれば避けられるため、幹事が一人で抱え込まず、判断の基準を明確にしておくことが重要です。条件を紙やメモに書き出すほか、優先順位を決めて「今回は捨てる条件」を作る、予約時に不明点を必ず確認するといったアクションを取っておきましょう。
迷ったときは「一番困る失敗」を避ける条件を優先する
どうしても決めきれないときは、「一番避けたい失敗は何か」「それを防ぐ条件はどれか」考え方をシンプルにすることをおすすめします。
たとえば、以下のように「一番困る失敗」から逆算すると、優先すべき条件が自然に決まります。すべてを満たす店を探す必要はありません。
- 会話ができないほど騒がしいのは困る
- 予算オーバーは避けたい
- アクセスが悪いのは不満が出やすい
まとめ
東京での忘年会は、選択肢が多い分、店選びが難しく感じます。しかし、幹事が店選びで「外さない」ための方法は決して難しくありません。人数・予算・エリアといった条件を先に決め、その条件に合う店を探すだけで、店選びの失敗は大きく減らせます。忘年会の店選びは、「条件を決めてから探す」という順序を守ることが、幹事にとって一番確実な成功への近道です。
